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スポーツ観戦大好きMarian・お祭りイベント大好きMarian… ときたら、当然、オリ
ンピックに心は熱くなる!? 秋になって再開したジョギングも、オリンピック選手に でもなった気分で走っています!? そんなMarianが、(実際にシドニーにまでは 行けないから)テレビでオリンピックを観戦しながらの他愛ないひとりごとです。 当 然、かなり独断や偏見に満ちていますデス。 |
※ 掲載記事は上が新しく、下にいくほど古いです。 |
2週間余にわたる熱戦が幕を閉じました。な〜んか気がぬけたように淋しくなりました。世界じゅうのアスリートたち、たくさんの感動をありがとう! 私も頑張らなくちゃ…と、励まされたような気がします。皆様からもいろいろメールをいただいて本当にありがとうございました。さあ、これからが“スポーツの秋”本番、私もジョギング頑張るぞ〜!? |
オリンピック川柳 by Marian |
五輪旗の配色いまだに覚えない 「今世紀最後」の言葉 聞き飽きた 2時間の時差しかないが遠い街 引き分けを許さぬ非情のPK戦 歓びか悔し涙か銀メダル 楽しんで私も走れる3キロは |
★ | オリンピック閉幕! 大きなトラブルもなく運営されたシドニーオリンピックは無事閉幕。熱い闘いがもたらしてくれた数々の感動。その感動の一方で私たち一般見物者たちは(時に意識的に?)避けて通りたがっている様々な問題。コマーシャリズムのもとにショー化して肥大化してしまい開発途上国での開催がかなわなくなった運営のあり方、誘致合戦にからむ不正、人種問題、ドーピング問題(次は遺伝子操作の段階になる?)等々。閉会式の選手たちの“国境なき入場”で世界平和をアピールしていた瞬間にも、ガザではイスラエルとパレスチナの戦闘で多くの犠牲者が出ていた現実。オリンピックってなんだろう。オリンピックの感動をどう生かせるのだろう、私たちは。 |
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鍛えぬかれた人間の肉体が全力で競技する姿ってすごく美しいよね! 走り、泳ぎ、跳ね、のけぞり、しなり… 芸術品のような美しさ!! |
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哀愁を感じる銀メダルなんて言ったら怒られるかしら? 陸上競技や競泳などはいいんだけど、柔道やサッカーや野球のように1対1の対戦型競技の場合、金メダルと銅メダルは“勝って”決まるけど、銀メダルというのは“負けて”決まるでしょ。だから、銀メダルの選手は、表彰台では笑顔でも決定の瞬間は負けて悔しい顔をするでしょ。その故かしら、私は銀メダルに哀愁を感じてしまう…… それにしても、(とんでもない飛躍した例えだけど)もし私がメダリストだったら、金メダルより銀メダルか銅メダルのほうがいいな。だって、自分が世界最強で自分に勝てる人がこの世にいないなんてブキミだよ!自分よりすごい人が1人、2人いる…ってほうが、居心地がいいような気がして…(小心者の私!) |
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日本選手は勝っても負けてもすぐ泣くと某新聞のコラムに批判的に書かれていた。泣かなくなった時にもっと強くなれるだろう…と。え?そうかな? そりゃ、確かによく泣くし、特に男が泣くのは日本人ならではかもしれない。でも、外国選手も少しは泣いていたんじゃない? 涙腺が人一倍緩い私なんか、当事者じゃなくテレビで見てるだけの見物人にすぎないのに泣きそうになったシーンがいっぱいあったよ。まして当事者が一生に何度もはない晴れ舞台で嬉しくて、あるいは悔しくて泣いてもいいでしょ!?(そのコラムに対しては、やっぱり、後日、読者から反論がありました!) ところで、日本人がよく泣く…といえば、全くの余談だけど、「日本の映画はすぐ男の涙を見せる。外国の男はあまり泣かない。日本独特の涙イコール感動という安直な演出である…」という主旨の批判を聞いたことが。演出という点でいうと、これには私も同感。(だいたい、私の周囲を見ても、一生に一度の男の涙と、しょっちゅう泣いてる男の涙じゃ感動も違うよね〜、まして、泣いたことを自分でウリにしてるような男の涙はね〜、あ、これ完全に余談!) |
私の場合、オリンピック後半は、夜のハイライト編集でサワリだけしか見られなくなって少々欲求不満気味です。だって日本選手中心の編集で、外国勢はメダルクラスをチラッとしか見せてくれないでしょ。それもニュースで結果がわかって見てると、いまひとつ感激が足りなくて… せめて、そのメダルクラスにしても、サッカーのカメルーンvsスペインや、女子バレーのキューバvsロシアなどはじっくり見たかったのに残念! (そのせいでしょうか、この「ひとりごと」も競技観戦そのものの話題以外が多くなりつつあります…) |
★ | 柔道・篠原選手の決勝戦の主審に日本からの抗議が殺到しているらしい。抗議したくなる気持ちは私もわかるし、(私の場合、学生時代、柔道部の主将だったという私の父の意見を基に、あれは誤審だったという前提でモノを言うけど)あの主審の技術的未熟には憤りも感じる。でも、要するに“誤審”であり人間が常に犯すミスであり、決して、審判の悪意や不正行為があったわけではないのだから、あの主審への個人攻撃をしても仕方ないでしょ。それより、審判技術の教育向上やシステム改善を訴えるほうがまだマシじゃない? “正当な抗議”が“攻撃”になってしまわないように。日本人の恥晒しになりかねない行為はやめようよ〜 |
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シンクロナイズドスイミング日本チーム、銀メダルおめでとう! シンクロ技能の知識の全く無い私には、印象だけでいうと金メダルのロシアチームより日本のほうがよかったと思えるんだけど、こういうのを“贔屓目”って言うんだよネ!? |
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陸上公開競技の車イス800メートルで土田和歌子選手、銀メダルおめでとう! パラリンピックをオリンピックと分離しないで統合して開催することは物理的に不可能なのかしら? |
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サッカーのトルシエ監督へのインタビューで、トルシエ監督が英語で答えているのを初めて聞いた。私には英語だとわかるまでに数秒かかったほどの、これがかの有名な(?)フレンチイングリッシュなのか〜と、興味深かった… (私の英会話の先生だったアメリカ人が、世界でいちばんわかりにくいのがフランス人の英語だと言ってたっけ…) トルシエさん、今度は日本語で話してネ!? |
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日本の国名表記がJAPANであることに抵抗を感じているのは私だけ? 開催国オーストラリアのメディアが英語表記するのは仕方ないとしても、なぜ日本選手団自身はユニフォームにNIPPONと表記しないのか?(その場合、NIPPONかNIHONかの議論があるとすれば、またそれは別の話として…) 国際的な場では英語表記がジョーシキだから? そんなジョーシキがヒジョーシキなのに! 誤解の無いように言うけど、私は、かつて、単なる観光旅行者としてではなく、文化交流学生として、そして、生活者としても、ごく短期間ではあるけれど海外生活を経験してる多少なりとも“インターナショナル”な人間のつもり。それでも敢えて言う。英語を使うことがインターナショナルなのではない。JAPANでなくNIPPONにして欲しかった。NIPPONでは何のことかわからないだろうって? 使わないからわかってもらえないのだ。オリンピックという絶好の場でNIPPONを知らしめたらいいのに。たとえば、イタリアの選手たちのユニフォームはItalyでなくItaliaだった。スペインはSpainでなくEspanaだった。余談だけど、世界遺産の地名の正式登録名称も、“発見者”の欧州人が勝手につけた欧州語読みや英語読みを返上し、“発見”される前からの現地民族の読み方が使われるようになってきた。JAPANもそろそろNIPPONになって欲しい。現に、スタンドからのエールはほとんどが「ニッポン」だった。(3回も来日している親日家のアメリカ人の友人が、空港で、全日空機の機体に書かれた All Nippon Airways の文字を見て、“What’s Nippon?”と聞いてきた時のショックを今でも忘れない私!) |
★ | 今回のオリンピック、な〜んか足りない!と思っていたら、そうでした! 日本は男女ともにバレーボールに出場していなかったんだ! “東洋の魔女”は遠くなりにけり… |
皆様からもオリンピックへのいろいろなご意見・ご感想・ひとりごとをいただいております。ありがとうございます。オリンピックにビーチバレーという種目はいらんやろ…という意味の私のひとりごとに対して、Stefan様からは、『いらんと言うなら、トランポリンも 馬術も射撃もいらん!』というひとりごとが聞こえてきました。また、『この調子で種目を増やし続けていたら、しまいにパチンコまでオリンピック種目になっちゃうよ?』とのこと。まさかァ(笑)! |
★ | 高橋尚子選手、マラソン金メダルおめでとう! 残念ながら私はテレビ中継を見られず、職場で同僚が携帯電話でチェックしたオリンピック情報で知ったけど、楽しみにしていた種目だっただけに正直言って生中継で見たかったなァ。やっぱりリアルタイムを共有しないと(特に、こういう長時間競技のかけひき勝負は!)、ハイライト番組でサワリだけ見ても(ゴール後の笑顔、すごくチャーミングだった!)感動が半減して… ほんと、生で見たかったわァ!(そういえば、この金メダルの話題に盛り上がって、プロ野球のどこぞの球団の優勝はすっかり影が薄くなってるみたいですネ?) |
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サッカー決勝トーナメントはアメリカ戦に敗退したけれど、その決着をつけたのがPK戦だなんて! あれが悪名高き(?)PK戦というものか…と、あらためてショック。私はサッカーに関してはシロウトに近いと前置きした上で言わせてもらうけど、あんな決着のつけ方って、勝っても負けてもイヤッ! それまでの2時間の熱闘はなんだったのよ〜っ!?って感じ。だからPK戦に突入した時、『やめてくれ〜っ!』って叫んでいたわよ。あの時ばかりは、日本頑張れ!と思えなかった、日本もアメリカも勝って!って思ったよ。中田のキックがゴールポストに当たって弾けた時、アメリカのGKが(自分で防御したわけじゃないのに)ゴールポストのなかで手をたたいて喜んでいたでしょ。相手のミスを喜ばなくちゃいけないような勝ち方って、美しくないよ。ああ、だからPK戦ってイヤなのよね。(PK戦なんかやめてジャンケンポンで決めるって言われるほうが、まだ納得するわよ、私。) |
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マスコミの報道姿勢にも注目したい柔道の篠原選手の“誤審事件”(私は、誤審だと思っているから“誤審事件”と言いますぞ!)、ウェブ上での毎日新聞あたりの第一報は「銀メダルに終わった」と冷静(?)であったのに対し、日経新聞はいちはやく「誤審」と報道。(その後、毎日新聞も世間の反応を感じてか、意見募集を始めた…) 私は、篠原選手の健闘への拍手を惜しまないこととは別に、この件に関しては本当にマスコミの報道姿勢に興味津々なのだ。NHKのUアナが、一瞬指先で涙をぬぐい半泣きのまま声をつまらせてしゃべっていたのが印象的。あれを『報道者として未熟だ』なんて早くも批判していた輩もいたが、冷静沈着、無味乾燥に淡々とニュースを読み上げていくアナだけが有能なアナなのか? たとえば、(大袈裟な喩えだけど)戦禍に巻き込まれて子供たちが大勢死んだ…なんてニュースを泣きながら、あるいは怒りに顔を真っ赤にしながら読み上げるアナがいたら私は好きになるだろうなあ。 |
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男子柔道100キロ超級の篠原選手、銀メダルおめでとう!といっても、本当は金メダルおめでとう!と言わなくては。幻の金メダル。これは、“誤審事件”として尾をひきそう。Yahooの掲示板には、この“誤審事件”に関連して一晩で数千件の書き込みがされていた。もちろん、全部は読めないけど、いくつか読んでみた。やっぱりみんな怒っている。関係機関へも抗議が殺到しているらしい。でも、怒りの矛先をフランス人(優勝者の国籍はフランス)や、ニュージーランド人(主審の国籍はニュージーランド)に向ける発言はヒステリックでおかど違いというもの。まして、この件に関連してテレビ出演した田村選手の態度(私は見ていなかったけど、態度が不快だと非難されているらしい? 何を言ったのか誰か教えて…)まで批判するのは八つ当たりでしょ。抗議する人たちは、もっと冷静に抗議しようよ。悪いのはフランスでもニュージーランドでもなく、誤審をした技量不足の主審と、それを修正できなかった副審たちと、その場で(試合を中断してでも)なんの緊急措置もとれない審判委員たちと、一度下った判定への抗議・再検討要求のできないシステム。本当に残念なことが起こってしまったね。今後の展開(展開するのかしら?)に注目。ところで、同じ掲示板でもフランスのYahooは金メダルに盛り上がり、アメリカのYahooではあれは誤審だという意見も。 |
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ビーチバレーなんて種目が正式種目にあるのね。今回からの新種目かな? あれって、オリンピック出場クラスともなれば、やってる本人たちにはハードな本格的なりっぱなスポーツなんだろうけど、(当事者に怒られるのを覚悟で言うけど)ワイキキビーチか湘南ビーチあたりで、ギャルたちがキャッキャッ奇声をあげながら“遊んで”いるのがいいのになあって感じ。なんでオリンピック種目にしちゃうんだろ。開発途上国の人たちの目にも“スポーツ”としてうつるのかしら? いちばん表彰台やメダルが似合わない競技って感じ。(それに日本代表選手たちも、もともとインドア・バレーの選手だったと聞くと、なおさら、亜流って印象になってしまう…) |
掲載直後より当ページへのレスをいろいろありがとございました。『Marianのホンネが面白いです』というのもありました。せっかくこういう場をもっているのにタテマエのよい子発言をしていては無意味ですから、しっかりホンネで書いています。もともとMarian’s Pageは、パーソナルページですもの! でも、独断と偏見(本人は、独断とは思っているが偏見とは思っていない!)への予防線として、ちゃんと「ひとりごと」と題していますけどネ。 |
★ | サッカー決勝トーナメント進出、やったねっ! でも、某局のアナウンサーさん、『スロバキアが勝ってくれたおかげ』 ですって? 『スロバキアさん、ありがとう』ですって? それ、ちょっと違うんじゃない!? 日本は2勝して勝ち点6という堂々たる戦果で決勝進出を決めたのですよ。スロバキアが南アフリカに勝ってくれたおかげじゃありません。日本がスロバキアと南アフリカに勝ったから決勝進出できたのですっ!(それにしても、手に汗にぎった日本・ブラジル戦のさなかにも、耳はラジオの阪神・ヤクルト戦に傾けていた我が父はホンモノのトラファンのようで…) |
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アメリカのオリンピック中継は、放送権を独占しているNBCがプライムタイムの放送にこだわったため、大幅な時差(録画)で放送されているとか。アメリカ国民は、開会式は18時間半遅れで見せられ、競技もニュースですべて結果がわかった後に見せられているとか。う〜ん、お気の毒! スポーツ好きにとっては眠い目をこすりこすり見る生中継っていいんだけどなあ。(毎年、全英テニスや全米テニスの時には睡眠不足の私!) 今回、時差の少ない日本は、かえって仕事のある人には生中継を見にくい時間帯ですネ。 |
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体操の床運動って、どうして男子は音楽がないのに女子だけ音楽があるの? |
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体操の団体戦って、な〜んか、私、ヘンに思うのよね。だって、あれって、単に個人競技の得点を足し算してるだけでしょ。競技者が競技中にチームとしての物理的な共同作業をしていないもの。結局、選手層の強い国が勝つわけでしょ。それにね、同じ競技を団体戦と個人戦とで繰り返して同一人物がメダルを重複してもらうこともできるなんて面白くないわァ。水泳や陸上競技で複数のメダルを獲得する選手はいるけど、それは、泳法が違ったり距離が違ったりして、同一の種目じゃないもの。体操って、ヘン!? |
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ソフトボール、アメリカに勝利おめでとう! 延長戦にもつれこんだ熱戦、すばらしい闘いぶり。それにしても、私が強烈にインパクトを受けたのは、試合の真っ最中にもこぼれたキャッチャー山田選手の爽やかな笑顔(もちろんミットをはずした時にしか見えないけど)。はりつめた延長戦のさなか、ピッチャーも緊張に顔がこわばっている瞬間、守りのナインにむかって爽やかな笑顔で大きく頷く。その笑顔は、あたかも『だいじょうぶ、だいじょうぶ!』って言ってるように聞こえる。そう、守りの時、キャッチャーだけが唯一、野手全員に顔を向けている。だから、キャッチャーは要(かなめ)。その要からのあふれる笑顔。けっして“緩んだ笑顔” じゃない。ひきしまった、でも爽やかな笑顔。サイコー! |
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柔道のYAWARAちゃん(田村亮子選手)、金メダル本当におめでとう! すごくすごく嬉しかった。勝った瞬間には私も涙が出そうになったよ! 本当におめでとう。『良くても金メダル、悪くても金メダル』なんてすさまじいコメントしていたあなただったから金メダルがとれて嬉しかった。でも、それでも、それでも、敢えて言わせてもらうとね、(見事な1本勝ちはしたけれど)中身は残念ながら守りの柔道だったね。世界選手権の頃からあなた自身も言っていたね。『負けない柔道を意識している』…と。判定にもちこまれても負けない柔道。審判のクセまでよんで計算された柔道。それは、あなた本来の攻めの柔道、勝ちにいく柔道、懼れず挑む柔道じゃなかったね。それも金メダルの重圧かな。今、名実ともに世界の頂点に立つあなただけど、いつまでも挑戦者でいてほしい。王座を守るYAWARAちゃんじゃなく、チャレンジャーであり続ける、攻め続けるあなたを見ていたい…… |
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